相手の話を聞けていますか

-2021年06月28日-

仕事をする上で、日頃から相手の話を「聞くこと」に重点を置いているかと思います。話を「聞く」ということの意味を考えたことはありますか? 本当の聞き手はとても少ないと言われています。

会話は、話し手と聞き手がいることによって、成り立ちます。ところが、実際には次に何を話すか、何と 答えようかということに注意が集中してしまい、相手の話しを聞くことにはあまり重要に思われていません。

自分が会話をしている場面を思い浮かべてください。相手が話をしているとき、聞き手であるあなたは聞いているような顔をしながら、実は次に何を話すか考えていることはありませんか? あいづちやうなづいたからといって、しっかり聞いているわけではありません。いったい話し手は何を求めているのでしょうか。

「私の話は聞いていない」と感じると、「自分の話は聞かれていない」と判断します。そして、焦りや不安、孤立感を覚えます。そして自分の存在価値が下がったように感じます。要するに「聞かれていない」イコール「大切な人ではない」と感じてしまうのです。

十分に聞いてもらい、頭を整理することが私たちには必要です。同時に私たち自身が、 聞き手としての能力を高めることが求められています。

聞き手に求められているのは「私の話を聞いて欲しい」ということです。それだけ、純粋に話を聞くのは出来ているようでできていないことなのです。

自分の話を聞いてもらえた人だけが、聞くことの価値を認識します。そしてコミュニケーションを交わす時、進んでよい聞き手になろうとします。そうすることで、よりよい人間関係を築く力を身につけることが出来ます。

皆さんは、よい聞き手になっているでしょうか。